オデッド・ツール、21世紀のECMを牽引するサックス奏者が新作『マイ・プロフェット』を発表

イスラエル・テルアビブ出身で、伝説のインド人フルート奏者ハリプラサード・チャウラシアに師事した経歴を持つサックス奏者、オデッド・ツール(Oded Tzur)が、ニュー・アルバム『マイ・プロフェット』を6月7日(金)にECMから発表します。アルバムからの先行トラック「Renata」が公開されています。

ツールにとってECMから2年ぶり3枚目となる今作『マイ・プロフェット』は、これまでの2作品と同じくカルテットによる作品。前2枚にも参加していたニタイ・ハーシュコヴィッツ(p)、ペトロス・クランパニス(b)に、新メンバーとしてブラジル人ドラマーのシラノ・アルメイダを迎えています。

今作ではツールが自身のために切り開いた、複数の表現形式をシームレスに組み合わせた流麗なジャズ・イディオムという特異な音楽的道を、これまでどおり歩み続けながらも、即興演奏という瞑想的で高度に集中した領域により深く踏み込んでおり、これまででもっとも激しい演奏を披露しています。

©Jamie Ellington/ECM Records

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