バルセロナは４月25日、今季限りでの退任が決まっていたシャビ監督の続投を発表した。
会見に出席した指揮官は、退任を撤回して契約を延長した経緯を次のように語った。クラブの公式サイトが伝えている。
「辞める決断は正しかったし、それこそチームが必要としていたことだった。私はクラブにとっての最善を考えたし、エゴでそうしたわけではなかった。
そして今はその反対で、まだプロジェクトは終わっていないと思っている。チーム、会長、（スポーツディレクターの）デコからの信頼を感じているし、それがなければ何も始まらない。その信頼が私の考えを変えたし、今は続けるための力があるんだ」
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自身が指揮を執ることで、「心理的にも肉体的にも、チームがあらゆる面で改善されると考えた」と説明。そのうえで、来季への意気込みを述べる。
「私は勝ち続けるためにここにいる。今季は無冠でも、このプロジェクトは勝利のためにあるんだ。まだ踏破すべき道のりは長い。重要なのは、私が続けることについて全員が合意していることにほかならない。来季、タイトルを獲得するために努力をしていくよ」
今季も残りわずか。来季につながるような戦いを見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
