メルセデス・ベンツ、新型「GLCクーペ」にPHEVモデル「GLC 350 e 4MATICクーペ スポーツエディションスター」追加 EV走行118kmを実現

by 編集部:塩谷公邦

2024年4月25日 発売

1031万円

メルセデス・ベンツ新型GLC 350 e 4MATICクーペ スポーツエディションスター

メルセデス・ベンツ日本は4月25日、プレミアムミドルサイズSUV「GLCクーペ」に、PHEV(プラグインハイブリッド)モデル「GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports Edition Star」(以下、GLC 350 e クーペ)を追加し、発売した。右ハンドル仕様で価格は1031万円。

今回追加するGLC 350 eクーペは、最高出力204PS(150kW)、最大トルク320Nmを発生する直列4気筒2.0リッターターボエンジンに、容量31.2kWhのリチウムイオンバッテリと最高出力100kW(136PS)、トルク440Nmの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル。システム総合の最高出力は230kW(313PS)、最大トルクは550Nmで、電気モーターのみでの最高速は140km/h、航続走行距離は118kmを可能としている。

エクステリアは、フロントに斬新なスターパターングリルを採用。立体的に配したスリーポインテッドスターと大胆な開口部を備えたアグレッシブなフロントバンパーにより精悍なフロントマスクを形成。サイドはラインやエッジを大幅に削減し、曲線を描く彫刻的な面により陰影を表現。また、ボディ同色のホイールアーチでより都会的で洗練されたエクステリアを演出した。リアは、力強く張り出したフェンダーと水平基調のバンパー、ツーピース構造で内部に立体感があるスリムなリアコンビネーションランプによって、リアエンドをよりワイドでシャープに見せている。Cd(空気抵抗)値は0.27と、高水準のエアロダイナミクスを実現し、省燃費性能に貢献している。

GLCクーペのインテリア。日本仕様は右ハンドルとなる

インテリアは、ダッシュボードが上下2つに分かれ、上部は翼のような形状に航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけた新デザインの角型エアアウトレットを配置。下部には大きなインテリアトリムが広がり、リアルウッドインテリアトリムが質感の高い室内空間を演出する。また、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能を、リムに静電容量式センサーを備えたパッドへの接触で判定するタイプへ変更して使い勝手を向上している。

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