実は黒帯保持のケンドーコバヤシ、空手始めたきっかけは父親からの「お前がブッチャーを倒せ」

記者発表会に出席したケンドーコバヤシ【写真:ENCOUNT編集部】

「空手Champion of Champions」記者発表会にアンバサダーとして出席

お笑いタレントのケンドーコバヤシが26日、都内で行われた「第1回空手Champion of Champions」(7月21日開催、国立代々木競技場第二体育館)の記者発表会にアンバサダーとして出席した。自身の空手のキャリアなどについて語った。

「空手Champion of Champions」は、賞金総額3000万円の新たな空手世界大会、優勝賞金1000万円をめぐって、国内外から選ばれたチャンピオンクラスの男女各8選手が戦う体重無差別トーナメント。略称は「KCC」。フルコンタクト空手界には前代未聞の賞金と、エンターテインメント性を盛り込み、なおかつ、武道の持つ礼儀礼節を重んじ対戦相手を称えあう精神を大会を通じて世界に広めていくという。「令和6年能登半島地震復興支援チャリティー」を冠した2024年大会を皮切りに、2026年、28年と2年おきの開催を予定している。

第1回大会のアンバサダーに就任したケンドーコバヤシ。凛々しい表情で登場し、マイクを手にすると「今回、気を引き締めて、全力で取り組もうと思っております!」と意気込みをあらわに。

次いで、空手経験者である点に触れて「小学校1年生から高校3年生まで、道場に通っていまして」と告白。当時は芸人か、空手かと岐路に立たされる場面もあったのか聞かれると「いや、当時から道場で笑いをとることに注力を」と言い、笑いを誘った。

また、自身が黒帯を取得していることが話題にあがると「そうですね」と照れ笑い。「皆さんの前ではすごい恥ずかしい話ですけど。黒帯というものに憧れがありましたので。それを目標にがんばりました」と述懐。

空手を始めたきっかけは「これもちょっとお恥ずかしい話なんですけど、ある日、プロレス中継を見終えた父親が、神妙な顔で『おれは歳をとりすぎた。お前がブッチャーを倒せ』と、そういう命令をされ、道場を通うことになりました」と明かした。

会見には、すでに出場が決まっている岡田侑己選手(和歌山支部、第13回世界大会5位)、渡辺優作選手(世田谷・杉並支部、第13回世界大会8位)、鈴木未紘選手(厚木・赤羽支部 第13回世界大会優勝)、網川来夢選手(福岡支部 第13回世界大会準優勝)も出席した。ENCOUNT編集部

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