『コヴェナント/約束の救出』Blu-ray&DVD、8月2日発売 高橋広樹らによる吹替版も収録

ガイ・リッチー監督作『コヴェナント/約束の救出』のBlu-ray&DVDが、8月2日に発売されることが決定した。

本作は、『シャーロック・ホームズ』シリーズのリッチー監督がアフガニスタン問題を描いた戦争アクション&ヒューマンドラマ。米軍兵士と現地通訳、国境を越えた2人の固い絆を描く。

主人公のアメリカ兵、ジョン・キンリーを演じたのは、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞に、『ナイトクローラー』でゴールデングローブ賞にノミネートされたジェイク・ギレンホール。アフガン人通訳のアーメッド役を、TVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のダール・サリムが務めた。

Blu-ray豪華版は、アウタースリーブケース&特典ディスク付き2枚組の特別仕様。ギレンホール、サリム、リッチー監督によるオンライン座談会や撮影風景などのフィーチャレット映像、キャストとリッチー監督のインタビュー集などの特典映像が収録される。

また、Blu-ray&DVDに収録される日本語吹替版は、主人公のジョン役を高橋広樹が務めるほか、東地宏樹、前野智昭などの声優陣が集結。さらに、Blu-ray豪華版またはDVDを対象店舗で購入すると、オリジナル特典がプレゼントされる。AmazonでBlu-ray豪華版を予約すると、先着で非売品プレスシートのW特典もついてくる。

あわせて、日本語吹替版のキャストによるコメントが公開された。

■コメント

高橋広樹(ジョン・キンリー役)

いつものことですがジェイク・ギレンホールの演技の奥深さに酔いしれながら、そしてジョン・キンリーという役の難しさにチャレンジ精神を燃やしながら、収録に挑ませていただきました。ダール・サリム演じる通訳のアーメッドとの、過酷な戦場で深まっていく絆、あるいは人情、信念を貫く姿に心を打たれました。この作品を通して、戦争のリアルを体験させてもらった気がします。ぜひこの感動を多くの方に味わっていただきたいです。

白熊寛嗣(アーメッド役)

家族ですら信じて良いのか分からなくなるような現代。逆らう事など到底許されない上下関係。この作品に出会い、勇気を貰いました。人を信じ、自分に自信を持つきっかけに是非。

東地宏樹(エディ・パーカー役)

まずはガイ・リッチー監督のファンなので作品に参加できて嬉しかったです!エディ役を吹き替えさせていただきました。後半の後半とっても美味しいところに出てきて、飄々とした演技が素敵でした。うまく吹き替えられていればいいのですが(笑)、『コヴェナント/約束の救出』たくさんの人に観てもらいたい作品です。

前野智昭(デクラン・オブラディ役)

戦場のリアルな描写に息を呑み、その中で生まれる確かな絆にとても胸を打たれました。命の尊さや戦争の非道さについて考えさせられると同時に、人間の絆を感じる事のできる壮大なドラマだと思います。吹き替えは基本、自然体な表現で臨む事が多いのですが、特に本作は演技に色をつけない「素」というものを強く意識して臨んだ作品です。ぜひ多くの方にご覧になって頂ければと思います。

宮内敦士(ヴォークス大佐役)

主人公ジョンの上司、ヴォークス大佐を担当させていただきましたが、この役を演じるにあたって難しかったのは、ジョンとの向き合い方でした。単なる軍組織の上司の立場でいるよりも、ジョンの良き理解者である兄貴分的な存在としての人間性を忘れないように演じる事を心掛けました。人間の絆・友情を描いた作品ですが、この作品を通じて改めてアフガニスタン問題の根深さに気付かされ、私もひとりの人間としてとても考えさせられる作品でした。

(文=リアルサウンド編集部)

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