厚木市が荻野運動公園で３月26日に開催した「スポーツなじみＤＡＹ」で、競技用車いすの体験コーナーが賑わった。
神奈川リハビリテーション病院（七沢）が参加したイベントで、陸上競技用の車椅子や車椅子バドミントン、バスケ、チェアスキーのシミュレーションコーナーも。障害のない人も含め、小学生から高齢者まで80人ほどが乗り、地元のサッカーチーム「厚木はやぶさＦＣ」の選手も体験した。初めて車いすに乗る子どもには操作の仕方から教え、くるくると回れるようになった後にバドミントンでの打ち合いに。「面白い」「すごいよく回る」と驚いていた。病院関係者は「子どもたちは車いすを新しい乗り物として体感しているようだった。乗ることで障害への理解が進めば」と語っていた。
