少年野球 成長願い10度目の大会 杉田杯オレンジ大会 厚木市・愛川町・清川村

選手宣誓の様子

小学4年生以下の野球大会「SUGITACUP・オレンジ大会」(主催/厚木市少年野球協会学童部)が今年も始まり、4月20日には市内酒井の酒井スポーツ広場・野球グラウンドで開会式が行われた。

10回目の節目を迎えた同大会は、(株)杉田商事(旭町)の代表取締役会長だった故・杉田泰繁氏が青少年の健全育成を願い、冠スポンサーとなって始まった。数少ない4年生以下の大会として、杉田氏の希望もあり、児童に多くの試合経験を積んでほしいとリーグ戦で約半年にわたり行われる大会になったという。その思いを杉田光一代表取締役が引継ぎ、10年目を迎えることになった。

今大会には過去最多16チームが参加。開会式には各チームをはじめ、山口貴裕厚木市長、保護者など約200人が集まった。山口市長は「野球をどう楽しむか。その中で冒険・経験・体験をして、大きく成長してほしい」とあいさつ。杉田社長は「大会を通じて技術向上だけでなく、仲間との絆を深めてください。またサポートしてくれる方々への感謝を忘れないでください。未来ある子どもたちのために我々も尽力していきます」と話した。

開会式後、同会場で6試合を実施。大会は土日を中心に市内で行われ、決勝は8月31日(土)に玉川野球場で行われる予定。

熱戦が繰り広げられた

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