ZOWIE、リフレッシュレート540Hz/独自技術「DyAc2」対応のフラグシップ・ゲーミングモニター「XL2586X」

ベンキュージャパンは、同社のゲーミングブランドであるZOWIEから、 “XL-Xシリーズ” のe-Sports向けフラグシップ・ゲーミングモニター「XL2586X」を5月8日に発売する。価格はオープンだが、市場予想税込価格は187,000円前後としている。

「XL2586X」

本モデルは、最大540Hzのリフレッシュレートに対応したTNパネルを搭載。従来モデル以上に滑らかな映像表示を実現しており、動きのある被写体でも細部までくっきり映しだすことができる。ディスプレイサイズは24.1型、解像度はフルHD(1,920×1,080)に対応、応答速度は0.5ms(GtG)としている。

DCI-P3 95%とカバーしており、ビビットな表示も可能
リフレッシュレート540Hzに対応

バックライトはLEDを採用しており、デュアルバックライト設計によって動きの早い映像でも残像感を最小限に抑えることができる、独自技術「DyAc2」に対応する。本技術では、バックライトの点灯・点滅のタイミングを緻密に制御することで、映像の揺れを軽減することができるという。輝度は320cdをマーク。

XL2586Xの背面部

また、暗いシーンでも視認性を高めることができる「Black eQualizer」、ゲームの映像の傾向に合わせて明暗・色彩設定が可能な「Color Vibrance」といった機能を搭載することで、ゲームジャンルに最適化した映像表示によるゲームプレイを可能としている。

パネルはノングレア、併せてカラーフィルムを貼り付けたことで、色域DCI-P3 95%というカバー率を成し得ており、TNパネルの特徴でもあった白みを帯びた色表現が改善され、ビビットな映像を実現している。

ディスプレイの設置機能として、ティルト、スウィーベル調整に加えて、高さ調整機能としてベアリングも採用。従来モデル以上に柔軟な調整に対応している。

スムーズな高さ調整機能を採用

ベンキューの独自ソフトウェアをダウンロードすることで、XLシリーズで設定したゲームモードのプロアイルを友人同士や他のプレイヤーと共有することができる「XL Setting to Share」、プレイ中のゲームコンテンツに合わせて自動的に映像モードを変更する機能「Auto Game Mode」にも対応する。

入出力端子は、HDMI×3基、DisplayPort×1基、ステレオミニ出力×1基を装備。消費電力は最大49W、標準19W、待機時0.5W。外形寸法は576.15W×350.5 – 517.3H×181.68Dmm、質量は約5.9kg。

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