18歳ルーキーの大嶋港が初優勝 55歳の手嶋多一は最年長Vならず/男子下部

下部ツアーでプロ初優勝を挙げた大嶋港※写真は2023年「アジアパシフィックアマチュア選手権」(撮影/内山孝志朗)

◇国内下部ABEMAツアー◇i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 最終日(26日)◇筑紫ヶ丘ゴルフクラブ(福岡)◇6906yd(パー71)

18歳のツアールーキー大嶋港が5位から6バーディ、1ボギーの「66」で回り、3打差を逆転する通算12アンダーでプロ初優勝を飾った。

岡山県出身。大嶋は2021年「日本ジュニア」を制すなどアマチュア時代に活躍し、22年から2年間はナショナルチームに所属した。昨年末のプロ転向を経て、12月の最終予選会(ファイナルQT)を7位で通過。同県の関西高校を卒業して間もないルーキーが、下部出場2試合目で初タイトルを獲得した。

通算11アンダーの2位に尾崎慶輔とロイド・ジェファーソン・ゴー(フィリピン)。通算10アンダーの4位に呉司聡、グラント・ゴッドフリイ(米国)、照屋佑唯智。単独首位スタートの坂本雄介は「72」とし、通算9アンダーの7位で終えた。

1打差2位から出た55歳の手嶋多一は2バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、通算7アンダーの16位で終了。下部ツアーでは1995年「後楽園カップ」以来の3勝目、佐藤剛平が保持する最年長優勝(48歳362日)の更新はならなかった。

<上位成績>
優勝/-12/大嶋港
2T/-11/尾崎慶輔、ロイド・ジェファーソン・ゴー
4T/-10/呉司聡、グラント・ゴッドフリイ、照屋佑唯智
7T/-9/諸藤将次、重永亜斗夢、坂本雄介

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