「プロテクターしてても痛いぞw」希少性の高いナックルボーラーが投じた“魔球”が球審のお腹に直撃!悶絶も…ストライク判定に米記者からは「敬意を表します」

サンディエゴ・パドレスのマット・ウォルドロンは現地4月24日(日本時間25日)、敵地クアーズ・フィールドで行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に先発登板した。

1回、ロッキーズの「1番・DH」チャーリー・ブラックマンが打席に立ち、ウォルドロンが投じた、凄まじい軌道の“ナックルボール”をパドレスの捕手、カイル・ヒガシオカも取れず、球審のお腹へ直撃。悶絶しながらも“ストライク”を言い渡す判定に賛辞が送られている。

この“珍プレー”に投球分析家として知られる「ピッチング・ニンジャ」ことロブ・フリードマン氏も自身のX(旧ツイッター)を更新。「マット・ウォルドロンのナックルボールは健康に危険を及ぼす可能性があります。球審のビル・ミラーはボールが直撃した後なのに正しい判定を下してくれたことに敬意を表します(笑)」と綴り、希少価値の高いナックルボーラーが引き起こした、まさかの珍プレーを笑いに変えつつ、公正にジャッジした球審のミラー氏に敬意を払った。
また同氏は球審のお腹にナックルボールが直撃した動画も公開。あまりにも痛々しい光景にフォロワーからは「魔球すぎる」「どうなってんの⁉」「誰も変化球予測できてなくてうけるw」「ほんまに揺れててエグい」「クアーズ(球場)史上最高のナックルボーラーのパフォーマンスだったのでは?」といったコメントが寄せられた。

球審に対しても「これは年間最優秀審判!」「これはプロテクターしてても痛いぞw」といった声が上がっている。

なお、ウォルドロンは“珍プレー”が生まれた1回、ロッキーズのブラックマンの第1打席を空振り三振とした。また試合はパドレスが5対2でロッキーズに勝利している。

ウォルドロンは今季5試合に先発登板。防御率3.96、1勝2敗、23奪三振となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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