オーストリア代表のラングニック監督、バイエルンから接触があったと明言 「重要なのはチームを成功に導けるか」

写真:ラングニック監督はバイエルンから接触があったと明かした ©Getty Images

オーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が、バイエルンから接触があったことを明言した。イギリスメディア『BBC』が報じている。

現在バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督は、今年2月に今季限りで退任することを発表した。よって、誰がバイエルンを来季から率いるのかが注目を浴びており、その候補の1人がラングニック監督である。

ラングニック監督は2021-22シーズンの途中からマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任し、2022年5月からはオーストリア代表の監督を務めている。同監督はリヴァプールを指揮するユルゲン・クロップ監督とともに“ゲーゲン・プレス”の生みの親とされている。

ラングニック監督は、オーストリアメディア『90minuten』のインタビューに応じ、こう語った。

「バイエルンから私に接触があった。そして、このことをオーストリアサッカー協会に連絡した。バイエルンが、私に監督を務めてもらいたいと言うのであれば『私は本当にバイエルンの監督になりたいのだろうか?』と自分自身に問うだろう」

「もし、なにか他のことを始めるのであれば、まずオーストリアサッカー協会と話し合わなければならない。私にとって“お金”は関係ない。もっと重要なのは、私がチームを発展させて、成功に導くチャンスがあるかどうかだ」

そして、ラングニック監督は「いま私にとって重要なのはオーストリア代表とUEFA EURO 2024だ」と、現在はあくまでもオーストリア代表に焦点を当てているとも述べた。

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