「説明通りであることを確認」原子力規制委が泊原発の現地調査

原子力規制委員会はきのうときょうの2日間、北海道電力が再稼働を目指す泊原発の現地調査を行いました。

現地調査は去年10月以来で、杉山智之委員のほか原子力規制庁の職員16人が参加しました。きのうは建屋内で重大事故が起きた場合に使うディーゼル発電機などを見て回り、きょうは屋外で先月着工した防潮堤の様子や、緊急車両が通るためのトンネルなどを確認しました。 

杉山委員「説明通りであることをほとんどの場所について確認した。これから工事をする、あるいは工事が途中のところも含めてその方針でよさそうだと感じた。何をするにしても安全上の問題ないのか、その点だけを気にしています。」 

泊原発の再稼働を巡って規制委員会は去年、設備・運用の分野で書類上の確認を      おおむね終えたため、今回の調査では実際に設備を見て、北電から説明を受けました。 

今後、審査が継続している自然・災害分野などについても議論していく方針です。

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