リンガーハット/勤務経験者の「カムバック採用」支援システム導入

リンガーハットは5月1日、勤務経験者のカムバック採用をマッチングするシステムとして、Payment Technologyの「エニジョブ」を導入する。

「エニジョブ」は、自社の過去アルバイトとのマッチングによる「スキルマッチ」サービス。スキマバイトは活用したいが、働き手側の経験値やスキルなどに個人差があるために必要な業務を任せづらいなどの課題に対応し、自社の過去アルバイトに募集要項を出すシステムとなっている。

リンガーハットの一部店舗で過去のアルバイト経験者が一定期間を経てカムバックし、再度勤務するケースがあった。

しかし、実際の採用に当たっては、個別に電話やメール、メッセージングアプリなどで連絡を取らなければならず、工数が多くなり効率的な採用ができなかったという。

そこで、即戦力となる人材の効率的採用を目指し、これまでのワーカー情報が蓄積されたデータベースを活用することで、マッチングする「エニジョブ」を導入する。

また、「エニジョブ」を利用したワーカーのデータを一元管理し、「エニジョブ」で出会ったワーカーとの関係を一時的なものにせず、再度スキマバイトの募集をかけるなど、「ストック式」のスキマバイト採用を実現したい考え。

なお、過去に所属したアルバイト社員と再雇用する形になるため、自社雇用となる。新たにジョブオファーしマッチングしても、採用費はかからないという。料金はシステム費用のみとなる。その過去アルバイト社員のデータの蓄積量に応じて、システム料が設定されている。

■Payment Technologyの問い合わせ先
https://pay-tech.co.jp/

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