ケンコバ 空手道場入門のきっかけは父の言葉「お前がブッチャーを倒せ」

緑健児代表(左)とケンドーコバヤシ

お笑いタレントのケンドーコバヤシ(51)が26日、都内で行われた「『第1回空手Champion of Champions』発表記者会見」に大会主催のNPO法人全世界空手道連盟新極真会、緑健児代表(62)らとともに出席した。

7月21日に国立代々木競技場第2体育館(東京都渋谷区)で行われる同大会は、フルコンタクト空手の世界一を決める体重無差別トーナメントだ。世界104の国と地域から選抜された男女各8人が出場し、空手界の真のチャンピオンの座をかけて戦う。

大会のアンバサダーに就任したケンコバは壮大なBGMで登壇。「我々世代にとって緑代表は憧れのチャンピオンで尊敬する格闘家。その方に指名していただいたので気を引き締めて取り組みたい」と精悍な顔つきで語った。

ケンコバは小学校1年生から高校3年生まで空手道場に通っていた。黒帯を取得している実力者だが、「当時から道場で笑いをとることに全力でした」と明かし笑いを誘った。

空手を始めたのは父の一言がきっかけだという。「プロレス中継を見終えた父に『俺は歳を取りすぎた。お前がブッチャーを倒せ』と命令されまして」と説明し、世界的悪役レスラー、アブドーラ・ザ・ブッチャーを打ち負かすために習い始めたと明かしていた。

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