『イコライザー』がシーズン5へ更新決定!一方『NCIS:ハワイ』の命運はいまだ不明…

2023~2024年シーズンのドラマシーズンが終わりに近づき、作品の多くは次のシーズンへ更新されるなり打ち切られるなり、命運が決している。そんな中、米CBSで去就がいまだ未定だった残る2作のうち『イコライザー』がシーズン5へと継続されることが決まった。米Deadlineが伝えている。

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『NCIS:ハワイ』は更新されても最終章?

『イコライザー』といえば、1980年代に放送された『ザ・シークレット・ハンター』をもとに、デンゼル・ワシントンが主演する映画版も作られた人気シリーズ。2021年に始まった本作は、CBSの人気番組で、一話あたりの視聴者数は789万人と、スポーツ以外の番組としては8番目に見られている。そのため更新濃厚と見られていたが、発表が長引いたのは主演・製作総指揮を務めるクイーン・ラティファとの契約交渉がなかなか決着しなかったからだという。交渉が長引いた理由は、クイーンがシーズンの話数を20話以上にしたい(新型コロナウイルスとハリウッドのストライキの影響がなかったシーズン2・3は全18話)と求めたからだが、結局シーズン5も全18話になるようだ。

CBSエンターテインメントの代表エイミー・ライヘンバッハは、「クイーン・ラティファが率いる『イコライザー』は、サスペンス、ヒロイズム、一か八かの手に汗握る展開、魅力的なキャラクターという、パワフルなドラマに必要な要素をすべて備えています。ダイナミックなシーズンをまたお届けできるのが楽しみです」と述べている。

この度『イコライザー』が更新されたことで、CBSで去就がまだ決まっていないのは『NCIS:ハワイ』のみに。なお、Deadlineによれば、同作のシーズン4更新への見通しは明るくない。『NCIS』シリーズといえば、本家『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』と『NCIS Sydney(原題)』が新シーズンへすでに更新され、本家の人気キャラクターであるギブスの若き日を描く前日譚スピンオフ『NCIS: Origins(原題)』とトニー&ジヴァを主役にしたタイトル未定のスピンオフの製作も決まっている。そのため、『NCIS』シリーズはもう十分だと考えられているようだ。『NCIS:ハワイ』のシーズン4制作が決まったとしてもそれが最終シーズンとなり、さらに話数はこれまでの全22話から全13話以下と激減する可能性があるとのこと。

CBSでは、『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』『NCIS: Sydney』『Tracker(原題)』『ファイア・カントリー』『Ghosts(英国ドラマ『ゴースト~ボタン・ハウスの幽霊たち』のリメイク)』『FBI:特別捜査班』『FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~』『FBI:インターナショナル』『S.W.A.T.』『Elsbeth(原題)』が新シーズンへ更新。『ヤング・シェルドン』『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』『CSI:ベガス』『So Help Me Todd(原題)』はシリーズ終了が決まっている。

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『NCIS:ハワイ』シーズン1~2はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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