レイカーズに降り注いだ「クビにしろ」の大合唱 PO3連敗崖っぷちで本拠地ファンがHC解任要求

ナゲッツ相手に3連敗となったレイカーズ【写真:ロイター】

ナゲッツ戦は11連敗に

米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズは25日(日本時間26日)、プレーオフ(PO)1回戦第3戦となった本拠地ナゲッツ戦に105-112で敗れた。3連敗でシーズン終了まであと1敗という崖っぷち。対ナゲッツ戦も11連敗となり、会場からは「ダービンをクビにしろ!」とダービン・ハムヘッドコーチ(HC)の解任を要求する大合唱が起きた。

本拠地のファンから厳しい声が飛んだ。試合開始から8ポイント連続で先取するなど好調なスタートを切ったレイカーズ。第1クォーター(Q)は33-23と2桁点差をつけたが、第2Qからじわじわと点差を縮められた。第3Qに逆転を許すと、そのまま流れを取り戻すことができず。105-112で逆転負けを喫した。第4Q残り1分6秒で14点差をつけられた場面では会場からHCの解任を要求する大合唱が起きた。

米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のレイカーズ番ヨボン・ブーハ記者は自身のXで「『ダービンをクビにしろ!』のチャントが観客の一角から沸き起こった」と投稿。一部ファンから指揮官に対する不満が爆発したことを伝えた。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」によると、レイカーズはこれでナゲッツ戦11連敗。2022年12月を最後に勝利がないという。

八村塁はスターティング5に名を連ねるも、27分54秒の出場で5得点2リバウンド1アシストに留まった。4戦先勝制のPO1回戦、レイカーズは3連敗で後がなくなった。次戦は27日(同28日)、再び本拠地クリプトドットコムアリーナで行われる。ナゲッツ戦の連敗を止め、望みを繋ぎたいところだ。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2