4月26日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONEのST-2クラスに参戦するHonda R&D Challenge（HRDC）は、5月24〜26日に富士スピードウェイで開催される第2戦『富士SUPER TEC 24時間レース』で野尻智紀をゲストドライバーに起用すると発表した。
Honda R&D Challengeは、モータースポーツに関心がある本田技術研究所、本田技研工業の従業員が有志で立ち上げたプライベートチームだ。2019年からスーパー耐久に参戦を開始し、昨季2023年はFL5型ホンダ・シビック・タイプRでST-2クラスチャンピオンに輝いている。
4月20〜21日行われた2024年開幕戦はクラス5位完走でシーズンスタートを切ったHonda R&D Challengeは、迎える第2戦“富士24時間”で野尻をゲストドライバーに起用することを発表。野尻は昨年も一度同チームから参戦が決定していたが、体調不良により欠場となっていただけに、リベンジを狙う一戦になるだろう。
今年も自身の熱い想いでチームに加入したという野尻は、「富士24時間レースにHRDCからHonda R&D Challenge FL5で参戦できることになり、胸が高まっています」と喜びと意気込みを語った。
「これはレーシングドライバーとしてだけではなく、ひとりのFL5型オーナーとしての思いがそうさせているのだと思います」
「スーパーフォーミュラやスーパーGTで得た経験がチームメンバーのさらなる成長の一助になれば嬉しいです。また、マシンのポテンシャルの高さとHRDCのチーム力は昨シーズンのシリーズチャンピオン獲得で証明済みですので、24時間レースでも精一杯戦い勝利を目指して参ります」
「昨年は体調不良で参戦できず悔しい思いをしましたが、今年は万全な体調で参戦いたします。みなさま、応援よろしくお願いします」
また、Honda R&D Challengeでチーム代表兼ドライバーを務める木立純一は、「昨年の富士24時間レースではクラス3位でしたが、今年は日本のトップレースカテゴリーであるスーパーフォーミュラで2021年、2022年と2年連続チャンピオンを獲得した野尻選手とともに富士24時間レースでの優勝を目指します」と語る。
「HRDCは、ホンダのクルマづくりを担うエンジニアを中心に構成されたチームです。今回のレースを通じ、野尻選手から少しでも多くのことを学び、より強いチームを目指して参ります。我々のレースを通じた飽くなきチャレンジに是非ご注目ください」
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