中国エネルギー大手の国家能源集団、1~3月は好調な滑り出し

中国エネルギー大手の国家能源集団、1~3月は好調な滑り出し

黒竜江省双鴨山市宝清県にある国家能源集団傘下の企業、宝清煤電化の工場で働く従業員。(資料写真、ハルビン=新華社記者/謝剣飛)

 【新華社北京4月26日】中国エネルギー大手の国家能源投資集団はこのほど、2024年第1四半期(1~3月)の石炭生産量が月平均5191万トンになり、30カ月連続で5千万トンの高水準を維持したと発表した。

 月平均の発電量は前年同期比7.4%増の1031億キロワット時だった。1~3月は多くの指標が同期の過去最高を塗り替え、安定の中で前進し、前進の中で上向く傾向はさらに顕著となった。

 23年冬から24年春までの暖房シーズンは、発電量、熱供給量とも2桁増となり、重要な時間帯、重点地域のエネルギー供給業務を円満に遂行した。 

 3月末までに、同社は新疆ウイグル自治区、青海省、河北省、寧夏回族自治区で総投資額4千億元(1元=約21円)の重点プロジェクト80件を集中的に着工した。

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