シクサーズのケリー・ウーブレイJr.が信号無視で車両事故…ランボルギーニ損傷、幸いにもケガ人なし

2023-24シーズンのケリー・ウーブレイJr.(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)は、ツキに見放されているのかもしれない。『TMZ Sprots』によると、シクサーズがニューヨーク・ニックスに惜敗した「NBAプレーオフ2024」イースタン・カンファレンス1回戦第2戦から数時間後、自身が運転するランボルギーニで事故を起こしてしまったようだ。

地元警察の情報いわく、事故が発生したのは現地時間4月23日の午前1時45分頃。マットパープルカラーに身を包んだ愛車に乗車中のウーブレイJr.は赤信号を無視し、韓国の大手自動車メーカーである現代自動車の小型乗用車と激突したという。

幸いにもケガ人の報告はなかったものの、車は損傷によって現場からレッカー車で運ばれた。シクサーズも所属選手に事故があったことを認識している模様だ。

おそらく、事故の際にウーブレイJr.が運転していたのは、スーパースポーツカーのDNAとSUVの実用性を融合したランボルギーニ・ウルスだったと思われる。ファッションにも大きな関心を寄せるウーブレイJr.は、過去に車関連のインタビューを受けるほどの車好き。もしこのランボルギーニがカスタムされていた場合、3000万円以上の高級車両だったと推測される。

ウーブレイJr.は2023年11月、近所を散策中に車にはねられる事故に遭った。この時も大事には至らなかったが、助骨骨折のケガにより、約20日間の戦線離脱を強いられた。

今回の事故ではチームからの離脱は免れ、本拠地のウェルズ・ファーゴ・センターで開催された第3戦には先発で出場。38分間のプレーで15得点7リバウンド3アシストにフィールドゴール成功率75.0パーセントを記録し、シリーズ初勝利に貢献した。

深夜1時にフィラデルフィアで起きた事故であったことから、試合後の帰路か、敗戦からの気分転換を求めたドライブであった可能性が高い。トバイアス・ハリスと並ぶチームの貴重なサードオプションだけに、球団は交通ルールの順守はもちろんのこと、コート外での不注意に重ねて釘を刺したことだろう。

文=Meiji

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