舞台「SHAKES2024」の現場から ~UNiFY・伊月大和とRAYの「舞台日記」~【#2 ワークショップレポート】

5月15日に東京・俳優座劇場で初日を迎える舞台「30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』」。
UNiFYの伊月大和とRAYの2人が、出演者ならではの目線でレポートするこの連載。

(左:伊月大和 右:RAY)

今回は、RAYがワークショップの現場からレポート!

今回の舞台はUNiFYメンバー全員で出演させていただくのですが、僕を含め、本格的なお芝居に初めて取り組むメンバーもいるんです。そのため早い段階から演出の山本タクさんや30-DELUXの皆さんが定期的にワークショップを開いてくれました。自己紹介や体を使った簡単なゲームを通して、演技の基礎を学ぶワークショップ、そして今回さまざまな場面で披露する殺陣のワークショップです。

普段はダンス&ボーカルをメインとしている僕たち、マイクを持つことには慣れていても刀となると…。そんな僕たちのために、殺陣のワークショップには特に重点を置き、教えてもらっています。

初めて刀を振ったときに面白いなと感じたのは、刀の振り方に人それぞれの性格が出ていることでした。この連載を一緒に担当している伊月大和は、振りがなんだか優しくて相手への気遣いが垣間見えている感じ。そして普段、UNiFYでダンスの振付を担当してくれている新美直己は、ダンサブルな動きをしつつも意外と繊細な感じ。一方、同じく振付担当の宝は、素早くて筋肉をしっかり使った振り。

こうしたそれぞれの”癖”を、美しく見える形に直さなくてはならないのが殺陣の難しいところですが、30-DELUXの皆さんはキャラクターの特徴が殺陣の動きからも伝わるよう、立ち回っているんです。それを見て、癖を”個性”として持っておくことで、表現の幅が広がるんだ、と気付かされました。

お芝居や殺陣はまだまだ教わる身ですが、逆にダンスのワークショップでは僕たちメンバーが中心となってやらせてもらっています。それぞれの技術をお互いに高め合い、織り成し、一つにすることで、『SHAKES2024』のオリジナリティを生み出したい!そんな会話が行きかう素敵な稽古場で日々過ごしています。本番ではお芝居はもちろん、殺陣やダンスでも魅了できるように精一杯頑張ります!

以上、RAYのワークショップレポートでした!

【Information】

「30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』」
2024年5月15日(水)~19日(日)
東京都 俳優座劇場

2024年5月31日(金)~6月2日(日)
大阪府 ABCホール

2024年6月7日(金)~9日(日)
愛知県 メニコン シアターAoi

脚本:IKKAN
潤色:田中精
脚色・演出:山本タク
出演:UNiFY(福井巴也、雨宮大晟、石沢瑠架、石橋弘毅、伊月大和、宝、富園力也、中川将平、新美直己、RAY)、村瀬文宣、髙木俊輔、竹之内景樹、大塚晋也、石井鈴音、田中雅士、森田凱斗、藤原渚、永易大空、林ちり、南勇大、長瀬友起、原田百嘉 / 、谷口敏也、田中精/ 、清水順二/ 、藤田奈那、湯本亜美

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