中条あやみ 鶴瓶を誘惑のシーンで「息子さんはどういう気持ち?」 実の息子・駿河太郎へ感想求める

 客席へ手を振る(左から)駿河太郎、中条あやみ、中村和宏監督

 女優の中条あやみが26日、兵庫・尼崎市で公開中の主演映画「あまろっく」の大ヒットありがとう舞台あいさつに、共演の駿河太郎らとともに登場した。

 笑福亭鶴瓶と年の差夫婦を演じた中条は、45歳上の鶴瓶を誘惑するシーンを振り返り、「あれについて息子さんはどういう気持ちで見たのか気になる」と、実の息子である駿河へまさかのぶっ込み。駿河の「映画の中の2人やから、自分の親父が襲われていると思ってないよ」という返答に爆笑しつつ、「ずーっと気になっていたんです」と、すっきりとした表情を見せていた。

 役作りに関して聞かれると、「クランクインしてすぐに、師匠とイチャイチャする設定だった」と、苦笑した中条。自分のスマートフォンケースに鶴瓶の写真を貼り、「この人は旦那さん、この人は旦那さん」と、毎日自分に暗示をかけていたことを笑いながら明かした。

 19日の公開後、アンミカやハイヒールのモモコらからお褒めの言葉をもらっているといい、「私自身、すごくいとおしくて、大切で、大好きな作品になりました」と、気持ちを込めた。また、今作は12日に亡くなった佐川満男さんの遺作となり、「佐川さん含め、本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と、天国の佐川さんへも感謝をささげていた。

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