厚木市消防 水難事故に備え実践訓練 相模川で救命ボートなど 厚木市・愛川町・清川村

救命索発射銃を使った訓練のようす

厚木市消防本部は4月8日、同市金田2155番地付近の相模川で水難事故を想定した救助訓練を行った。

訓練には同市消防隊員80人が参加し、救命ボートの取り扱いや操船方法、水難救助資器材の使い方などを確認した。

同訓練は、川遊びやバーベキューなど、水辺周辺でのレジャーを楽しむ人が増える季節を前に毎年実施しているもの。水難事故発生時に迅速で的確な救助活動ができるよう隊員の技術向上に取り組んでいる。

この日は、救命ボートの動作確認などの点検からスタート。続いて水難事故を想定し、水中カメラでの検索や要救助者にロープや浮き輪を渡すための救命索発射銃を使った訓練に取り組んだ。

隊員たちは動作や手順を一つ一つ確認し、溺れた人の救助活動に備えた。

参加した隊員の一人は、「これからの季節は水難事故が危惧されることから、訓練から緊張感をもち取り組み、いざという時に備えたい」と話していた。

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