蔵王エコーラインが開通 宮城県と山形県を結ぶ観光道路に観光シーズン到来

蔵王に本格的な観光シーズンの到来です。冬の間閉鎖されていた宮城県と山形県をつなぐ観光道路、蔵王エコーラインが26日朝に開通しました。

午前8時半、宮城県蔵王町のゲート前には、既に10台ほどの車が開通を待って列を作っていました。

「目覚ましは午前5時にセットしたが、4時40分には起きちゃって身支度して車の屋根開けて来ました

開通に先立ち、県境付近の駐車場では周辺自治体の関係者など約120人が参加して神事が行われ、無事故と交通安全を祈願しました。

そして午前11時に、蔵王エコーラインが約5カ月ぶりに開通しました。

「仙台市を出発したのは午前0時を過ぎたころ。雪の壁はちょっと低かったかなと思うが、御釜の方も見に行ってみたい」

雪の壁の高さは、最も高いところで前年より1メートル低い約6メートルです。雪の回廊は、ゴールデンウィーク期間中楽しめるということです。

なお、凍結の恐れがあるため5月7日までは午後5時から午前8時まで通行止めとなります。

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