“水の都”ベネチアで「1人あたり5ユーロ」の入場料を徴収 オーバーツーリズム対策で試験的に導入 14歳未満・宿泊客は免除

「水の都」として知られるイタリア北部のベネチアで、オーバーツーリズム対策として新たな取り組みが始まった。

ベネチアでは、25日から午前8時半から午後4時までに、主に旧市街を訪れる日帰り客を対象に、1人あたり5ユーロ、約830円を試験的に徴収する。

14歳未満や宿泊客は免除される。

支払わなかった場合、最高で5万円ほどの罰金が科される。

ベネチアでは、観光客が押し寄せることで、住民生活や環境などに悪影響を及ぼす“オーバーツーリズム”が問題となっていて、対策が求められていた。

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