大谷翔平のトロント行きをMLB公式サイトが報じる「今回は乗っている」

大谷翔平

MLB公式サイトがドジャース大谷翔平(29)がブルージェイズ戦に向けトロントへと移動した記事を掲載した。

同サイトは「今回は、大谷翔平がトロント行きの便に乗っている」との書き出しで、ナショナルズ戦を終えた大谷が球団のチャーター機で移動したことを報じた。

続けて「ブルージェイズ・ファンにとっては、大谷翔平が本拠地の次なる大きな希望から逃亡した日以来、赤丸で囲んだ週末のシリーズが始まる」と刺激的な文章で大谷に〝振られた〟ことに再言及。さらにブルージェイズのシュナイダー監督がジョークで話した「彼が交渉の後に持って行ったブルージェイズの帽子を返して欲しい」とのコメントを掲載した。

昨年12月8日には「大谷がブルージェイズと合意」との報道がなされた。同記事は「大谷がトロント行きの飛行機に乗っているという不正確な報道を受けて、大混乱が起こった。トロントのピアソン国際空港周辺では、飛行機が頭上を通過するタイミングを見計らうファンさえいた」と当時の市民の熱狂ぶりを振り返った。

当の大谷は24日のナショナルズ戦前に「私はニュースを追っていただけ。自分がその便に乗っていないことは知っていたので、私も興味があった」と語っていた。

同記事は「もちろん、大谷は飛行機に乗っていなかった。翌朝、大谷はインスタグラムの投稿で、リーグを変えるようなニュースを自らコントロールしながら、ドジャースと契約することを発表した。10年総額7億ドル(約1015億円)の契約は、野球史上最高額であり、他のすべてを吹き飛ばした」と経緯を説明。〝因縁の対決〟を前に盛り上げた。

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