「モンベル」販売コーナー開所 福島県磐梯町の道の駅ばんだい アウトドアの新たな拠点

多彩な商品を扱うモンベルコーナー

 福島県磐梯町の道の駅ばんだいに26日、アウトドア用品メーカー「モンベル」(大阪市)の販売コーナーが開所した。アウトドアの新たな拠点として地域活性化への期待が高まっている。

 モンベルの公式コーナー設置は県内で初めて。道の駅ばんだいはこれまでもモンベル商品を扱っていたが、売り場面積は約4倍に増えた。アウターやトレッキングシューズや帽子、靴下、熊鈴など約300種類を扱う。磐梯山が描かれたオリジナルTシャツなどもある。

 初日は開所式が行われた。道の駅を運営するばんだい振興公社代表理事の佐藤淳一磐梯町長が「スポーツやアウトドアを楽しむ人の拠点とし、道の駅をさらに進化させていく」とあいさつした。本田伸雄県会津地方振興局長、鈴木久一磐梯町議会議長、原田明広モンベル営業部課長が加わり、テープカットした。

 開所を記念し、商品購入者には数量限定でオリジナルステッカーを配っている。町とモンベルは2022(令和4)年に連携包括協定を結んでいる。

(会津版)

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