「日本型ライドシェア」軽井沢町で 県内で初めて【長野】

「日本版ライドシェア」

自家用車を使って一般のドライバーが有料で乗客を運ぶ「日本型ライドシェア」が、県内で初めて軽井沢町で始まりました。

軽井沢町役場で開かれた出発式には、土屋三千夫町長や地元のタクシー会社などが出席しました。

■軽井沢町・土屋三千夫町長
「地域の交通課題を解決し、持続可能な社会を形成していくためには、タクシー運転手をはじめとする地域の担い手の確保が必要と考えている」

「日本型ライドシェア」は、自家用車を使って一般のドライバーが有料で乗客を運ぶサービス。タクシー会社が研修や運行管理などを行います。タクシー業界の課題となっているドライバー不足の解消が期待されています。

■軽井沢・土屋三千夫町長
「わくわくして軽井沢に来た人ががっかりしないようにということが皆さんの共通の目的であるし、願いだったのでまず一歩進めたことが素直に喜んでいる」

これまでに応募があったおよそ250人の中から8人が採用されました。タクシーが不足する午前8時~午後1時、午後4時~午前0時まで町内を運行します。

■採用されたドライバー
「いろんな季節で軽井沢は良い所があるので、私も勉強しながら(乗客に)楽しんでもらって気持ちよく帰ってもらって、また来たいと思ってもらいたい」

軽井沢町は、観光客が多く訪れる夏までに25台の運行を目指すということです。

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