スウェーデン1部リーグが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)導入を見送る決定をした。
同国サッカー協会のフレドリック・ラインフェルト会長は、同国メディア「スポーツ・ブラデッド」に「我々はVARに関するいかなる決定をしておらず、将来的にもそれが実現するとは考えていない。UEFA(欧州サッカー連盟)から導入を義務化するよう指示を受けていない。スウェーデンはVAR導入を望まない」とコメントした。
VAR推進派だった同会長は、クラブやファンが反対する中、「私は民主的なルールを尊重する立場にある」と多数派意見を尊重するに至ったという。サッカー界においてVAR導入が当たり前になりつつあるが、判定を巡って論争になることも少なくない。今後も同国が、このテクノロジーを放棄し続けるのか。今後が気になるところだ。
スウェーデン1部リーグと言えば、今季からJ1浦和を率いるヘグモ監督は、現職就任前に同リーグ・ヘッケンの指揮官を務めていた。