東京ドームシティ「TeNQ」後継施設に宇宙旅行が体験できるフリーローミングVRコンテンツ

東京ドームは4月26日、東京ドームシティにある「黄色いビル」6Fを全面改修し、2024年秋に未来の宇宙旅行を体験できるエンターテインメントや、宇宙をテーマにした教育や交流の拠点としての役割も担う施設をオープンすることを発表。フリーローミング(自由歩行型)VRで、宇宙旅行が体験できるコンテンツを設ける。

この施設は、2023年3月に閉館した「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」の後継となるもの。宇宙ミュージアムTeNQの「宇宙がテーマのエンターテインメント」というコンセプトを踏襲しつつ、宇宙をよりわかりやすくリアルに実感するために、最新のデジタルツールや映像を用いたコンテンツを、さまざまなエリアで採用するという。

そのなかに、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着し、自由に歩き回り体験するフリーローミングVRを活用して、リアルな未来の宇宙旅行を体感できるスペースを設ける。来場者は、ロケットに乗り込み宇宙へ。地球や美しい宇宙の景色を楽しみながら、月を目指す。月に到着後は、月面を歩きながらの観光や写真撮影、月ならではのさまざまな体験をすることができるという。

このほか、イマーシブ映像による星空や宇宙の絶景に囲まれた非日常空間を楽しめるカフェラウンジや、3~6カ月ごとに新しいテーマで展示を行う企画展示室などを用意。子供たちを対象に、宇宙をテーマにサイエンスとイマジネーションが融合した新しい教育活動を通して、好奇心や想像力を生み出すきっかけとなる場も提供する。宇宙展示に関するアドバイザーとして、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)教授である村山斉氏が協力し、村山氏による教育プログラム特別授業の実施なども予定している。

施設名を含む施設の詳細については、順次告知するとしている。

「東京ドームシティ」内告知ページ プレスリリース(PDF)

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