山本由伸 PHOTO:Getty Images
<2024年4月25日(木)(日本時間26日)MLB ナショナルズ対ドジャース @ナショナルズ・パーク>
ドジャースの山本由伸投手(25)が、敵地でのワシントン•ナショナルズ戦に登板。
6イニング97球を投げ、4安打7三振1四球0失点と今季2勝目を挙げた。
試合は、山本由伸投手の好投もあり2対1で接戦を制した。ホームでの借りを返すスイープを達成し、ドジャースが4連勝となった。
山本由伸投手は注目の初回、好打者が揃う上位打線を巧みな投球術で三者凡退に抑える好スタートを切る。 2回は、ストレート・カーブ・スプリットの3つの球種をベースに上手く投げ、危なげない投球でアウトの山を築く。
3回と4回は、2塁打を許し走者を置く展開となったが、落ち着いた投球でナショナルズ打線に付け入る隙を与えない。
さらに5回、先頭Rosario選手の顔付近へのピッチャー返しに反応し、捕球するファインプレーで敵地ながら盛大な拍手を受けた。
6回には2アウトながら1•2塁のピンチを招くも、最後は渾身のストレートでショートゴロに打ち取り、ナショナルズに3塁ベースを踏ませない好投で戻ると、ロバーツ監督から握手とハグで出迎えられるシーンも見せた。
試合後、ロバーツ監督は山本投手について「彼はやり遂げた。速球を両サイドに効果的に使っていたと思う。今日はストライクを先行していた。
変化球を多く織り交ぜて三振を取れていたし、カーブもスプリットも良かった。おそらくドジャースで経験した中で最高の先発だったし、ここ2試合は本当に良かった」と賛辞を送った。
ピッチャー返しの好フィールディングについて「彼がもう少しで死ぬところだったと言ってたよ。それがとても面白かった。先発の途中でユーモアを交えることができたのは良かったし、彼がリセットして、次の打者に対してストライクのストレートを投げれたことは良かった」と話した。