値段はなんと16万5千円!10年かけ熟成したウイスキーを天満屋195周年記念で限定販売【岡山】

天満屋は、2029年の創業200周年へ向けウイスキーを製造、10年をかけ熟成しています。その樽から5年の熟成を経たものが100本限定で販売されることになり、きょう店頭にお目見えしました。

創業195周年の記念として販売するウイスキー「葦川」です。値段はなんと一本16万5000円。天満屋が岡山市の酒造会社宮下酒造に委託し、製造。県産の大麦を原料に、ビール酵母に加えて清酒酵母なども使い、全て県産の材料で作られたこだわりの逸品です。加水せずに瓶詰めをしたカスクストレングスと呼ばれるもので、濃く・深い味わいが特徴です。

(砂山祐佳里記者)「いただきます。味わいはとてもまろやかで、和栗のような穏やかな甘みがあるんですけれども、そのあとにビターチョコレートやクローブなどのスパイスを思わせるような長い余韻があります」

外箱は、真庭市の家具メーカー佐田建美が手掛けており、コスモスをモチーフに釘を一切使わない「組子」と呼ばれる技法が用いられています。

(天満屋岡山本店酒売り場担当 ソムリエ 石田千春さん)
「195周年ということで、記念になるようなウイスキーに仕上がってますので、特別感のある時に召し上がっていただけたら」

「葦川(isen)」は100本限定で販売され、岡山店を含めた全5店とオンラインショップで扱われるとのことです。

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