西武が今秋沖縄開催のジャパンウインターリーグに選手派遣へ NPB球団では初

昨年のジャパンウインターリーグで集合写真に収まる参加者たち(西武ライオンズ提供)

西武は26日、11~12月に沖縄県で行われる野球の冬季リーグ「ジャパンウインターリーグ(JWL)」に選手を派遣すると発表した。球団によると、日本野球機構(NPB)の球団では初。

JWLは2022年、高校生や大学生、社会人、外国人の選手らにアピールの機会を提供する場として発足。昨年、独立リーグも含めた国内外のプロにも門戸を広げた。

西武は毎年秋にオーストラリアや台湾などで行われるウインターリーグに若手選手を派遣している。球団はスポーツ界を取り巻く環境が大きく変化するなか、日本野球界の発展のため、JWLへの派遣を決めたという。

飯田光男球団本部長は「常勝軍団の再建を成すべく選手や指導者の育成に力を注いでおりますが、球界全体のさらなる発展にも貢献して参りたい」と球団を通じてコメントした。

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