恵庭市は26日、福祉課の職員が事務処理を怠り、生活保護費の過大支給や未払いが発生していたと発表しました。
恵庭市によりますと、福祉課の職員は、2021年4月から今年3月まで15世帯分の事務手続きを怠り、生活保護費合わせて220万円ほどの過大支給と、26万円ほどの未払いを発生させていました。最も多い世帯でおよそ120万円の過大支給があったということです。
この職員が今月他部署に異動したことで発覚し、職員は「後日処理しようと思っていた」と話しているということです。
市は、職員の懲戒処分を検討し、対象世帯には未払い分を支給し過大支給分は払い戻しを求める方針です。