他人が所有する『森林を無断で伐採』した容疑で男2人を逮捕 伐採した木の総額は原価で約14万円

他人が所有する山の木を無断で伐採したとして、熊本県に住む男2人が再逮捕されました。

森林法違反の疑いで再逮捕されたのは、熊本県錦町(にしきまち)に住む林業仲介業の男(88)と、同県あさぎり町(ちょう)に住む自称土木作業員の男(83)です。

2人は知人で、おととし(2022年)6月中旬から7月中旬ごろ、あさぎり町深田西(ふかだにし)で、少なくとも42本の杉の木について、森林を所有する女性(74)に無断で伐採した疑いが持たれています。

警察によりますと、2人は伐採した木を現場から持ち去っていて、伐採した木の総額は原価で約14万円に上るということです。

警察は、「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていません。

2人は4月8日、森林の伐採に必要な伐採届などの書類を他人名義であさぎり町役場に提出したとして、有印私文書偽造などの疑いで逮捕されていましたが、きょう(4月26日)処分保留で釈放されていました。

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