カーリング女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ（ＬＳ）でスキップで務める藤沢五月（３２）が〝逆襲〟に燃えている。
今季の日本選手権（北海道・札幌市）では無念の２次リーグ敗退。ワールドツアー世界最高峰のグランドスラム（ＧＳ）でも思うような結果を残せなかった。２６日には神奈川・横浜市内で取材に応じ「今月まで大会があったが、今季はいろいろチャレンジしたシーズンだったけど、ちょっと結果が伴わない悔しいシーズンになってしまった」と唇をかんだ。
来季は２０２６年ミラノ・コルティナ五輪のプレシーズン。重要な１年に開催される２５年日本選手権は、神奈川・横浜市の横浜ＢＵＮＴＡＩで行われることが同日に決定。初めて首都圏で実施される日本一決定戦を前に「自分たち悔しい思いを、次の日本選手権でリベンジしたい。世界一のパフォーマンスで大会を盛り上げたい。やっぱり『ＬＳだね』というパフォーマンスができたら」と力を込めた。
今季最終戦となったＧＳのプレーヤーズ・チャンピオンシップ後には「ファンの方がわざわざカナダに来ていただいて『下克上だ』という感じで、もう次のシーズンに向けて私たちのことを盛り上げていただけた」と熱いエールを受けたという。崖っぷちに強いＬＳは、横浜の地で底力を証明できるか。
