GWおすすめスポット!南予の”道の駅”でグルメスタンプラリー開催!大洲のシンボル・冨士山では「ツツジ」が見ごろ

県内で最大震度6弱を観測した地震からきょうで9日が経ちました。揺れの大きかった南予では地震以降、客足が落ち込んでいる観光スポットもあると言います。特産品を使ったスイーツや見ごろ迎えた花で元気な観光地をアピールです。

すでに田植えが終わった南予の米どころ、宇和島市三間町。

「道の駅みま」は、新鮮な農産物の産直市や揚げたてじゃこ天の店が並ぶ人気のドライブスポットです。

道の駅みま 善家与裕主任:

「(地震で)ちょっと商品が床に落ちたりというのはあったんですが、次の日には通常通り営業することができました」

例年、GWにスタートするグルメ企画も健在です。今年で12回目となる奥伊予四万十街道グルメスタンプラリー。南予地区と高知県の8つの道の駅で行われ、今年はソフトクリームをアレンジしたスイーツ巡りを企画しました。

道の駅みまの勝負スイーツは?

テイクアウトボーノ 家森誉雄マネージャー:

「三間米をポン菓子にして。普通シリアルを使うところをポン菓子を使ったパフェということで」

店頭でも販売している三間米のポン菓子。しかもこれ、自家製なんです。超小型のポン菓子機に0.5合ほどの三間米と水を少々入れます。

機械を手動で回しながらカセットコンロで10分ほど加熱すると…自家製の三間米パフの完成です。

パフの上に、みかんの寒天とソフトクリームをたっぷりと。三間米のサブレやイチゴをトッピングすると…みま米パルフェの出来上がり。

ほかにも「きなはい屋しろかわ」の生搾りモンブランパフェや「虹の森公園まつの」のMOMOTO MILKなど自慢の特産品で彩った魅惑のスイーツがずらり。

鬼北町の「道の駅広見森の三角ぼうし」は地震以降、集客数が3割ほど減少したということで、駅長の松本周作さんは安全を確認し通常通り営業しているので、より多くの人にスイーツを楽しんでほしいと話します。

GWの集客に期待を寄せる南予の道の駅。グルメスタンプラリー「あまーい誘惑ぐるぐる街道」は、あすから11月いっぱいまで開催です。

変わってこちらは大洲市。山頂をピンクに染めるのは、ツツジです。

大洲盆地の中央にそびえる冨士山。その姿が富士山に似ていることから名付けられた、標高320mの大洲のシンボルです。およそ45ヘクタールの公園内にはヒラドツツジやサツキ、ヤマツツジ、キリシマツツジの4種類、6万3千本が植えられています。

一面にツツジが咲き誇る冨士山には、ファンも多く…

地元・大洲から:

「毎年来てますね。景観がやっぱりいいので景観とのコンビネーションがいい」

保内町から:

「今年2回目です。毎週来てます。下から見上げちゃ、あー色が付いたないうことで。 で弁当用意して上がってきます。もう一番いい頃じゃないですかね」

咲き誇る花にカメラを構える人も多く見られました。

大洲市によるとここ数年、3月の気温が高くなっている影響で、満開の時期が一週間ほど早まる傾向にあるということ。今年のゴールデンウイーク、伊予の小京都と呼ばれる大洲で、ツツジのじゅうたんの中を散歩してみるのはいかがでしょうか。

© 南海放送