今年も間もなくＧＷがやってくる。気候も良く過ごしやすい時期だが、旅行やレジャーを楽しむには費用もかさむし、混み具合も気になる……と、我が子との時間をどのように過ごそうか検討中のご家庭も多いのではないだろうか？
今回はそんな悩めるパパやママに向けて、ＧＷ期間に公開している「子どもと一緒に楽しめる映画」をいくつか紹介しよう。
■２月１６日公開『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載していた、青春バレーボール漫画『ハイキュー!!』の劇場版で、人気エピソード「烏野高校ＶＳ音駒高校」の模様が描かれた『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』。かねてよりライバル関係にあった両校の灼熱の試合からは、一瞬たりとも目が離せない。
本作は２月より公開中だが、劇場特典が第７弾まで実施されることが決定しており、４月２０日より第５弾、５月３日より第６弾がそれぞれ配布されるので、特典を受け取るために繰り返し劇場に足を運んでみるのも良いかもしれない。
映画館でしか味わえない、実際のバレーボールの試合を観ているようなリアルな音響や、スクリーンによる迫力の映像をぜひとも体感してみてほしい。
■３月１日公開『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
苦手なリコーダーの練習に嫌気が指していたのび太が、謎の少女・ミッカと出会ったことをきっかけに、世界中の音楽の未来をかけた大冒険に出る『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』。
映画『ドラえもん』らしい冒険要素はさることながら、演奏される楽曲のポップさや映像の可愛さが目を惹くことは間違いないだろう。この映画を通じて、子どもと一緒に「音楽の楽しさ」を分かち合ってみてはいかがだろうか。
本作は３月１日より公開中ですでに大ヒットを記録しているが、ＧＷ期間中といえど劇場によっては一日の上映本数が少なくなる可能性もあるため、最寄りの劇場の最新情報は要チェックだ。
■４月１２日公開『名探偵コナン １００万ドルの五稜星』
北海道・函館を舞台に、とある日本刀を狙う怪盗キッドと、その歴史の裏に隠された兵器の秘密を巡って繰り広げられる壮大なミステリーが描かれた『名探偵コナン １００万ドルの五稜星』。
５年ぶりに劇場版に登場する怪盗キッドが秘めた“真実”とは、そして注目すべき平次と和葉の恋模様がどのように描かれるのか、物語の展開はもちろんアトラクション的に描かれるアクションシーンにも期待が寄せられるファン待望の新作映画だ。
『コナン』の映画は新作公開のたびに、各種ＳＮＳやメディアなどで多くの話題を呼んでおり、ＧＷ中も多くの人が劇場を訪れることが予想される。座席を確保する際は、事前にネットなどで予約を済ませておく必要があるだろう。
■４月１９日公開『映画 きかんしゃトーマス 大冒険！ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』
４月１９日に公開された『映画 きかんしゃトーマス 大冒険！ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』。本作で新たに登場する仲間たちを加えて、トーマスたちがルックアウトマウンテンの旧鉱山で謎解きの大冒険へと出発する。
鉱山で待ち受けるさまざまな謎に対して、キャラクターたちが絆をもって『トーマス』ならではの表現で乗り越えていく展開には、小さな子どもたちも喜ぶこと間違いなしだろう。
２０２２年にビジュアルが一新されてから２作目の劇場版となる本作。より豊かでポップになったキャラクターたちが見せる表情にも注目したい映画である。
■４月１９日公開『劇場版ブルーロック ｰＥＰＩＳＯＤＥ 凪ｰ』
『週刊少年マガジン』（講談社）にて連載中の、サッカー日本代表になる権利を賭けた高校生たちの熾烈な争いを描いたサッカー漫画『ブルーロック』。
本映画はそのスピンオフ漫画である『ブルーロック ｰＥＰＩＳＯＤＥ 凪ｰ』を元に、「凪誠士郎」の視点から物語が展開されていく。
ＴＶ版では描かれなかった天才・凪誠士郎が見てきた景色を、劇場版ならではの臨場感で味わえるため、ファンならば必見の映画である。物語の序盤が本編とは違った視点から描かれるので未視聴でも理解しやすく、この映画をきっかけに作品にハマってしまうかもしれない。
ＴＶシリーズ第２期の制作もすでに発表されているので、ＧＷを利用して『ブルーロック』のアツい世界観を堪能してみるのはいかがだろうか？
■４月２６日公開『王様戦隊キングオージャーＶＳドンブラザーズ』／『王様戦隊キングオージャーＶＳキョウリュウジャー』
『スーパー戦隊』シリーズとして今年２月まで放送されていた『王様戦隊キングオージャー』も、豪華２本立てで公開される。
１作は『王様戦隊キングオージャーＶＳドンブラザーズ』と題して、『キングオージャー』の一作前に放送されていたドンブラザーズと、キングオージャーたちが、“死の国・ハーカバーカ”にて戦いを繰り広げる。
続く『王様戦隊キングオージャーＶＳキョウリュウジャー』は、放送から１０周年を記念するキョウリュウジャーが、時空改変の影響により“宇蟲王”となってしまったギラを相手に戦いに挑むという作品だ。
戦隊シリーズらしいお祭り映画とあって、Ｖシネクストが手がけるド派手なアクションや、各キャラクターたちの意外な組み合わせ、ＴＶ版とは違った装いのヒーローたちなど
見どころ満載の映画で、子どもと一緒に盛り上がれること間違いなしである。
子ども向けの映画といえど、劇場でしか味わえないスクリーンの迫力や音響効果で観る映画は、どれも大人でも十分に楽しめるものだろう。今回紹介した映画はアニメーションや物語の面白さにも定評のある作品ばかりなので、今年のＧＷは子どもと一緒に映画を楽しんでみてはいかがだろうか？
なお、ＧＷ中は劇場も混雑が予想されるため、各映画の最新情報や希望日時の座席の状況などは早めに調べておくことをおすすめする。
