換金目的の同一犯の犯行か? 県西部の県道で側溝のふたがなくなる被害相次ぐ【徳島】

徳島県美馬市など、県西部の県道では、側溝のふたがなくなる被害が相次いでいます。

(河野将明記者)

「今は新しいものが取り付けられていますが、こちらの溝蓋が盗まれていたということです」

県によりますと、4月に美馬市脇町の県道で鋼製の側溝のふた4枚が無くなっているのが見つかりました。

また、吉野川市美郷では1枚、三好市池田町でも6枚が無くなっているのが発覚し、県は盗難事件として、警察に被害届を提出しました。

これを受け、4月26日に警察は県と合同でパトロールを行い、被害箇所の点検を行いました。

(河野将明記者)

「盗難被害があった県道です。県と警察が警戒の目を光らせています」

(徳島県の担当者)

「これとこれが盗難に遭っておりまして」

県では、ふた同士を連結させるなどして対策しています。

(徳島県西部総合県民局 北野学課長)

「(側溝のふたが)盗まれることで、非常に危険な状態になる。そういうことはやめてもらいたい」

このほか、美馬市穴吹町では電線53mが盗まれる被害も出ていて、警察は換金目的の同一犯の可能性もあるとみて、捜査しています。

© 四国放送株式会社