準々決勝でカタール相手に延長戦の末に4-2で勝利
U-23日本代表は4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦し、延長戦の末に4-2で勝利してベスト4へ進出した。
日本は勝利したとはいえ、前半41分に退場者を出した相手に一度は逆転され、延長戦の末にカタールを下した大激戦。しかし試合内容を鑑みると、10人の相手に苦戦した印象が強いようだ。
中国の日本代表ファンコミュニティーの投稿でも、「内容は酷い」「日本の若手はまだ物足りない」との声が浮上。また、サッカージャーナリストの寒冰（ハン・ビン）氏も「日本は多くの主力の欧州クラブ所属選手が招集できなかった影響が大きい。それでもベスト4に勝ち残れたのは運が良かった」との見解を示した。
U-23日本代表はグループリーグ初戦で中国に1-0で勝利しているが、その試合で日本は前半17分にDF西尾隆矢が一発退場。しかし、数的優位でも中国は追いつけず、批判されていた。
30年間アジアサッカーを取材するジャーナリストの馬徳興（マー・デーシン）氏は「（日本vs中国戦で）散々批判されたが、日本だって11対10で苦戦した。数的優位でも勝てるとは限らないのだ」とサッカーの難しさを強調していた。（FOOTBALL ZONE編集部）
