【バレーボール】ネーションズリーグの公式SNS開設 人気の高まり受け「情報取得ツールに」

左から高橋藍、西田有志、石川祐希

買取大吉バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会(男子=6月4~9日、女子=6月11~16日)を前に、国際バレーボール連盟主催大会の運営や映像配信などマーケティングを行うバレーボール・ワールドがSNSを通じた発信に力を入れている。

石川祐希(ミラノ)、高橋藍(モンツァ)らの活躍でパリ五輪の出場権を得た男子日本代表は、悲願のメダル獲得に向けた試金石となる戦い。女子日本代表にとっては残り5枠のパリ五輪切符を懸けた大一番ということもあり、大きな注目を集めている。

そこで26日にはX(旧ツイッター)とインスタグラムにて大会公式アカウントを開設。担当者は「今まで国内で行われていたバレーボールの国際大会はテレビ局や日本協会が運営するアカウントが主だった。日本国内のバレーボール人気は海外でも類を見ないほどの高まりを見せており、国内にも公式アカウントが必要だと感じた」と開設に至った経緯を明かした。

公式アカウントでは日本の選手はもちろん、海外の選手の様子なども積極的に伝える予定だという。同担当者は「会場である北九州市の小倉のイメージなどを発信することで、国内外の方々の情報取得ツールにしていきたい思いもあるし、パリ五輪の切符を懸けた大会の舞台裏が、どのように進んでいくのか、どのような取り組みがされているのかを発信できたら」と展望を語った。

バレーボール関係者からも人気の高まりを実感する声が相次ぐ中で、SNSでさらに魅力を届けていく構えだ。

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