輪島市海沿いの県道 一部区間で通行可能に 緊急車両と住民限定

能登半島地震により大規模な土砂災害が発生した輪島市の外浦を通る県道について、きょうから、一部区間で緊急車両と住民限定で通行できるようになりました。

輪島市の外浦を通る県道・輪島浦上線では元日の地震で道路の崩落や大規模な土砂災害が複数発生し、およそ9キロに渡って通行ができなくなり、一時、孤立集落となっていました。

このうち、輪島市上大沢町から赤崎町までの5キロの区間について、応急復旧が進んだことから、きょうから緊急車両と住民限定で通行できるようになりました。

「今まで林道というか山の道だったので、1本道で怖かったですけど」

「楽になったかなという感じなんですけど」

県によりますと、残りの区間については、赤崎町から下山町までは年内の復旧を目指していますが、その先の下山町から鵜入町までの区間は被害が大きく、復旧の見通しは立っていないということです。

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