県トラック協会 緊急物資輸送体制確立へ講演

奈良県トラック協会が大規模災害発生に備え緊急物資輸送体制を確立しようと県警本部による講演を行いました。

講演では、「大規模災害における交通規制について」をテーマに県警交通規制課が講師をつとめました。はじめに、災害発生時に応急対策を迅速に行うために一般車両の通行が禁止・制限される緊急交通路の説明が行われました。続いて、南海トラフ地震発生時に予想される緊急交通路が示されました。その上で、去年の9月から災害発生前に交付を受けられるようになった緊急通行車両の標章や確認証明書の事前取得を要請すると参加者は、興味深げに聞いていました。

災害時緊急対策委員会 西川直利 委員長

「貨物自動車運送事業の公益法人として重要な任務だと認識しております。県から要請を受けた時には、皆さんに集まっていただき会議をした上で的確な指示で対応していきたい」

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