馳知事 金沢の液状化被災地を視察 一部損壊世帯に復興基金活用で支援の方針

能登半島地震で液状化の被害を受けた金沢市内を馳知事が視察し、市と連携して対策を進める考えを示しました。

馳知事が視察に訪れたのは液状化の被害を受けた金沢市粟崎地区です。

この地区は地震で「半壊」以上の認定を受けた建物は110棟あまりに上っていて、きょうは地元の関係者から説明を受けながら傾いた建物やゆがんだ道路などを見て回りました。

視察後、馳知事は、県内の液状化の被害では内灘町があげられるが、金沢についても場所によって被害の程度が大きいと話しました。

馳知事:

「傾いている所を30分歩いただけでもめまいがしそうな感じがします。お住まいの方を思うと気の毒であります」

「県と市と住民と合意を得ながら(対策を)進めていきたい」

馳知事は半壊まではいかない一部損壊の世帯について県が準備を進めている復興基金を活用して支援を行う方針を示しています。

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