佐藤大平「自分でもびっくり」 ツアー自己ベストタイ「62」で暫定首位浮上

佐藤大平が「62」をマーク。暫定首位で週末に入る(撮影/今井暖)

◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 2日目(26日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇曇り(観衆2720人)

午後6時17分に日没サスペンデッドで11人が第2ラウンドを完了できない中、国内ツアー初優勝を目指す佐藤大平が通算10アンダーで、37位から暫定首位タイに急浮上した。9バーディ、1ボギーの「62」は、同じくパー70だった2023年5月「ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント」最終ラウンドに並ぶツアー自己ベストタイとなった。

佐藤は「日本の知っているコースでDPワールドツアー(欧州ツアー)を戦えるのはチャンス。やっている時は本当に必死で、あまりリーダーボードも見ていなかったし、上がってみてすごいビッグスコアで自分でもびっくりした」と話した。

佐藤と並ぶ暫定首位は、欧州ツアー1勝のヤニク・パウル(ドイツ)とセバスティアン・セーデルベリ(スウェーデン)、未勝利のサム・ベアストー(イングランド)の3人。首位から出たツアー未勝利の吉田泰基が15ホールを終え、3つ伸ばして8アンダー暫定5位グループにいる。

7アンダーの暫定8位に木下稜介、6アンダーの暫定12位に4週前「ヒーローインディアンオープン」で欧州初優勝を飾った中島啓太、川村昌弘、長野泰雅らが並んだ。

国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」優勝の金谷拓実は5アンダー暫定19位。首位から出た清水大成は、後半4番(パー3)でトリプルボギーなど「72」と落としてカットライン上の3アンダー暫定50位。

石川遼は3オーバー暫定138位で予選落ちが確実となった。

第2ラウンドの再開は27日(土)の午前6時20分を予定している。

<暫定上位成績>
1T/-10/佐藤大平、S.ベアストー、S.セーデルベリ、Y.パウル
5T/-8/吉田泰基(15H)、T.バイヤン、M.サウスゲート
8T/-7/木下稜介、T.マッキビン、W.エネファー、C.ジャービス(16H)
カッコ内は第2R消化ホール数

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