高知県内25市町村が将来的に消滅の可能性 濵田知事「次なる一手に打って出たい」

人口減少に伴い、高知県内25の自治体が将来的に消滅する可能性があると報告されたことを受け、濵田知事は「改めて厳しい状況が示された。若い世代の声や専門家の分析も踏まえ、次なる一手に打って出たい」と述べました。

24日開かれた人口戦略会議では2050年までに20代・30代の若い女性が半減すると推計され、県内では25市町村が将来的に消滅する可能性があると報告されました。

人口減少対策を最重要課題として取り組む濵田知事は今回の報告を受け「改めて厳しい状況が示された」とした上で、「次なる一手に打って出たい」と述べました。

(濵田省司 知事)
「特に当事者である若い世代、若い女性の声を聞き、専門家の分析をふまえて、次なる一手に打って出たい」

また17日に宿毛市で震度6弱を観測した地震について県が設置する災害対策本部を宿毛市との連携がうまくいかず、一時解散するミスがあったことを報告。「初動は適切に対応できた」としつつも、ミスについては「再発防止を徹底するよう指示した」と述べました。

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