【GW前に開通】『雪の回廊』をドライブできる「蔵王エコーライン」に新緑の美しさ増す「鳴子峡」遊歩道

【画像】いよいよGW!蔵王「お釜」に「鳴子峡」の新緑

27日からのGWを前に、『雪の回廊』のドライブができる「蔵王エコーライン」が、26日開通した。

また、新緑が美しさを増す大崎市の「鳴子狭」では、遊歩道が通れるようになった。

「蔵王エコーラインの開通を宣言します。どうぞ!(テープカット)」

26日午前11時、宮城・山形の県境で蔵王エコーラインが開通すると、観光客などの車がそれぞれの方向からゆっくりと通っていった。

仙台から訪れた人

「仙台を夜12時に出発して、こちらにきました」

開通したのは、宮城・蔵王町と山形・上山市を結ぶ全長26キロのうち、冬期閉鎖されていた山頂付近の16.2キロ。

伊藤有里記者リポート

「今年の雪の壁、例年より低いということですが、私の3~4倍はあるでしょうか。迫力満点です」

今年は雪解けが早く、例年より1メートルほど低いものの、最も高いところで6メートル。

ドライバーは、青空の下『雪の回廊』の山岳ドライブを楽しんでいた。

GW期間中の通行時間は、午前8時~午後5時までで、夜間は凍結の恐れがあるため「通行止め」となる。

蔵王エコーラインから有料道路を車で2.5キロ上ると、到着するのが蔵王のシンボル『お釜』。

森尾絵美里アナウンサーリポート

「現在の様子は雪に覆われていますが、一部エメラルドグリーンの水も見えます」

訪れた観光客は、雄大な景色をバックに記念写真を撮るなどして楽しんでいた。

観光客

「お釜も、氷張っているのは見たことがなかった。緑は、すごく新鮮でいい景色」

一方、こちらは宮城・大崎市の観光名所『鳴子峡』。

新緑が美しい季節を迎えた。

26日、冬季閉鎖されていた遊歩道が開放されると、早速 親子連れなどが散策を楽しんでいた。

階段で渓谷を下ると大谷川が流れていて、清流のせせらぎと新緑が織りなす絶景が楽しめる。

観光客

「新緑が本当にきれいですよね。緑もきれいだし、川の音とか鳥の声とかとても素敵な場所だと思います」

『鳴子峡』の遊歩道は、2区間合わせて600メートルで、開放時間は午前9時~午後4時までとなっている。

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