「泊原発を再稼働した後値下げしたい」北海道電力決算発表 売り上げ・利益過去最高 電気料金値上げなどで

北海道電力が2023年度の決算を発表し、電気料金の値上げなどにより売り上げ、利益ともに過去最高を記録しました。

北電の2023年度の売り上げは9537億円と前年度に比べて649億円のプラスとなり、経常利益も前年度の損失から1165億円増えて873億円でした。これらはいずれも過去最高額となり、電気料金の値上げや他社に販売した電力量の増加などが理由だとしています。

北海道電力・齋藤晋社長)

「泊原発の再稼働に対する安全費用や電力需要の伸びに対する対応、カーボンニュートラルの取り組みにはこれまで以上に投資が多くなる」。

また会見で齋藤晋社長は度重なる値上げについて「泊原発を再稼働した後、電気料金の値下げをしたい」と話しました。

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