4月27日スタートのSixTONES・森本慎太郎主演『街並み照らすヤツら』（日本テレビ系）の放送で、いよいよ全作が出そろう民放1月期のGP帯ドラマ。中でも、TBS系『アンチヒーロー』、テレビ朝日系『Believe-君にかける橋-』、フジテレビ系『ブルーモーメント』といった各局目玉ドラマの“三つ巴の戦い”が注目されている。
25日にスタートした木村拓哉主演『Believe-君にかける橋-』は、『BG～身辺警護人～』（同）チームが再集結したヒューマンエンターテインメント大作。
橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長・狩山陸が、下請け会社の不正を隠蔽しようとする上司の指示により、業務上過失致死罪で刑務所に収監されてしまう物語だ。
木村が主演というだけでも話題性は高いが、脇役には竹内涼真、斎藤工、上川隆也、天海祐希……といった主役級俳優がずらり。
近年、警察官役が続いていた木村が受刑者役を演じるとあって話題性も高く、初回は平均世帯視聴率11.7％（ビデオリサーチ調べ、関東地区／以下同）と高視聴率だった。
また、これは放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』の初回11.5％を上回る数字。『Believe-君にかける橋-』は、初回視聴率としては民放春ドラマのトップに躍り出た。
『ブルーモーメント』は「映画化ありき」？
一方、木村と同じく「高視聴率俳優」と言われてきた山下智久が主演の『ブルーモーメント』は、24日放送の第1話が8.6％を記録。
1ケタスタートであったものの、前クールに同枠で放送されていた3時のヒロイン・福田麻貴主演『婚活1000本ノック』の最終回が2.0％だったことを思えば、大健闘したといえそうだ。
なお、『ブルーモーメント』も『Believe-君にかける橋-』同様に、豪華なキャスティングが話題になっている。
SDM（特別災害対策本部）気象班のチーフ役を演じる山下のほか、出口夏希、水上恒司、夏帆、平岩紙、本田翼、真矢ミキ、舘ひろし、田中圭（友情出演）らが出演しており、ネット上では「これって絶対、映画化ありきの作品だよね」「シリーズ化する気満々のキャスティング」といった声も目立つ。
初回の視聴率争いでは、首位を獲得した『Believe-君にかける橋-』。『アンチヒーロー』は第2話で12.8％まで上昇しているだけに、『Believe-君にかける橋-』が今後どう推移していくのか注目したい。
