建設工事が進む「ラピダス」を鈴木知事は現場視察 2027年に次世代半導体の量産化を目指す 来春には“パイロットライン”が完成予定 北海道千歳市

次世代半導体の生産を目指す「ラピダス」。その工場の建設現場を26日、北海道の鈴木直道知事が視察しました。

北海道千歳市の工業団地「美々ワールド」で進むラピダスの工場の建設。

鈴木知事は26日、建設現場を一望できる「見学者ハウス」で、ラピダスの小池社長らから、工事の進捗状況について説明を受けました。

鈴木知事
「すごいスピードでここまで来た…」

ラビダス 小池淳義社長
「いままでの歴史においても、これだけの規模の工場を、これだけのスピードで作っている例はないと思う」

ラピダスは、次世代半導体の国産化を目指し、トヨタ自動車やNTTなど国内企業8社の出資で、2022年に設立されました。

工場は、来年春に試作品を作る“パイロットライン”が完成する予定です。

北海道 鈴木直道知事
「道としても用水や道路などのインフラ整備を進めている。また人材育成、確保などの取り組みについても、ラピダス社、地元の千歳市をはじめ、関係者の皆さんと取り組みを進めている」

ラピダスでは2027年からの次世代半導体の量産化を目指しています。

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