種類違うのに毎年そろって満開 カスミザクラとオオヤマザクラの「夫婦桜」 樹齢はともに約100年 八幡平市・岩手県民の森

岩手県内の山間部にも遅い春の訪れです。八幡平市では寄り添って咲く2本のサクラが満開を迎えています。

寄り添って咲いているのは八幡平市の県民の森にある夫婦桜です。きれいな花を咲かせ満開を迎えています。
県民の森管理事務所によりますと、種類の異なる2本のサクラが寄り添って咲く姿が名前の由来ということです。白い花びらを咲かせているのが「カスミザクラ」で、濃いピンク色の花が「オオヤマザクラ」で、いずれも樹齢は約100年です。カスミザクラは遅咲きのサクラですが、この夫婦桜は毎年満開の時期が一緒だということです。
また、県民の森には約300本のオオヤマザクラが植えられていて、今まさに見頃を迎えています。夫婦桜とオオヤマザクラはいずれもあと1週間ほど楽しめるということです。

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